決勝は、韓国を3-0でくだして2連覇を果たしました。おめでとうございます。この勢いでユーバー杯も連覇したいですね。
第1試合(第1シングルス)の山口茜選手、AN Se Young選手の対戦はまさしく死闘という表現がぴったりでした。ファイナルゲーム16-20になった時はさすがにダメかなと思ったのですが。ただファイナルゲームの途中で長いラリーが終わってコートに崩れるのは若いAN選手の方で、山口選手の方は平然とまではいかないですが余裕はありました。この苦しい試合を山口選手がとったことで、日本に勢いをつけた、逆に韓国に勢いに乗らせなかったことが優勝の大きな要因になったと思います。
第2試合(第1ダブルス)の福島・廣田ペアは対戦成績のデータどおり優位に試合を進めていました。今大会は4戦4勝で、インドネシアのPOLLI・RAHAYUペアも2-0で退けるなど安定していました。
第3試合(第2シングルス)の高橋沙也加選手も4戦4勝で優勝に貢献しました。高橋選手の直近の団体戦での成績は、2018年のユーバー杯で2戦2勝、2019年のアジア団体選手権(混合)で3戦2勝と強さを見せています。今年のユーバー杯では不動の(前回は佐藤選手と交互に出場)かつ最強の第3シングルスとして活躍が期待されます。
郡司莉子選手は第3シングルスでオーダーに入っていましたが、その前に決着がついてコートに立つことはなかったので、少し残念ではありますが、いい経験になったのではないでしょうか。
志田・松山ペアは出場した試合はしっかり勝ち切ってました。
各大陸の結果ですが
アジア 優勝 日本 準優勝 韓国
アフリカ 優勝 エジプト 準優勝 モーリシャス
オセアニア 優勝 オーストラリア 準優勝 ニュージーランド
PANAM 優勝 カナダ 準優勝 アメリカ
ヨーロッパ 優勝 デンマーク 準優勝 ドイツ
となっています。